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2025/03/19

近年、社会人の方だけでなく、大学生の方でもUSCPAの学習を始め、取得をしている方が増えています。

USCPAはアメリカの会計士資格であり、会計専門性や英語力を就職活動の場でアピールできるのではないか、と気になっている新卒就活生の方も多いと思います。新卒就活では基本的にポテンシャルが評価され、就活時点の専門能力はあまり見られないイメージもありますが、実際はどうなのでしょうか。

当記事では、USCPAは新卒就活において有利に働くのか、実態を解説します。

なお、USCPAに関する基礎的な情報は当記事末尾にまとめておりますので、必要に応じてご参照ください。

新卒就活の選考で見られるポイントについて

まず、前提として新卒就活ではどのような点が見られ、評価されるかについて解説します。

中途採用の場合は言うまでもなく基本的に即戦力が求められるため、その人の実務経験、専門性がまず第一に見られ、評価されます。

一方、新卒での就活では「ポテンシャル採用」と言われ、専門能力を見るというよりは「就職意欲の高さ」や「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)から伺える、適切に目標設定、計画を作成し、確実に成果に結び付けるコミット力」といった点が見られます。

一般的な新卒一括採用では、まずは総合職として採用され、その後の配属面談等を通じて配属が決定されるため、採用の段階では専門性の有無は基本的に考慮されないことが殆どです。

結論、アピールの仕方や会社の採用方針次第では有利に働

結論として、アピールの仕方や企業側の採用方針次第では、新卒での就活においてもUSCPA資格取得の事実は有利に働きます。

まず、先に述べた通り、基本的に新卒就活はポテンシャル採用であるため直接的にUSCPAの専門性が評価されるケースは必ずしも多くはないです。

一方で、USCPA資格取得のための努力等についてはポテンシャル面で評価されるケースが多いです。忙しい学生生活の合間を縫って学習時間を確保し、合格を実現したというコミット力や真面目さは一定評価されます

USCPAを新卒就活でアピールする際には、USCPAの専門能力の高さばかりをアピールするのではなく、入社後にきちんと自立して結果を出し続ける人材としてのイメージがつくようにコミット力の高さを中心にアピールするのが良いでしょう。

また、新卒就活ではTOEIC等、英語力が評価されるが、USCPAは英語での資格であるため、そこを有効にアピールすることができれば採用側も興味を持ち、評価に繋がる可能性が高いです。

そして、新卒就活では、会社によってはある部署への配属を前提とした採用が行われるケースも存在します。例えば、筆者が以前勤めていた大手メーカーにおいては、会計学を中心に学習し簿記資格等を取っている学生を、経理配属を前提として採用をしていました。このようなケースでは、USCPAは経理配属を前提とした採用で明らかに有利であると言え、USCPAを新卒採用でフルに活用したいのであれば、そうした採用方針を取っている企業を狙うのも一つの作戦となります。

USCPA取得済みの大学生のおすすめの就職先は?

ここまでで、新卒就活で見られるポイントと、USCPAがいかに評価されるかについて解説をしました。ここではより具体的に、USCPA取得済みの大学生が有利になるおすすめの就職先を解説します。

実際に新卒就活を進める上で参考にしてください。

1.事業会社の経理・財務部門

まずは、やはり事業会社の経理・財務部門がおすすめです。

経理・財務部門はどのような会社でも必ずあり、また、前述した通り、経理・財務部門ではそれらを専門的に学習している大学生を優先的に採用しているケースもあるので、USCPA資格との相性も良いです。

「USCPA資格をどうしても活かしたい」、「USCPAで会計を学習し会計に興味があるため、会計を仕事にしていきたい」という方にはまず第一に考えてみていただきたい就職先になります。

2.監査法人や監査法人のアドバイザリー部門

また、昨今では監査法人においてもUSCPAの採用が積極的になっています。

監査法人も慢性的な人手不足であるため、USCPAにも多くのチャンスがあります。そして、アドバイザリー部門も新卒就活では非常に人気になっています。アドバイザリー部門は非常にハードワークですが、専門的なスキルもつく上給与面も良い点が魅力的です。

アドバイザリー部門においてもUSCPAで学習した会計知識が活きるケースが多く、よりキャリア志向の高い方はチャレンジするのが良いでしょう。

第二新卒や今後の転職、出世を見据えればUSCPAは無駄にならない。

ここまでで、新卒就活においてもUSCPAは有用であることを解説しました。

一方、基本的にはポテンシャル採用であるという性質上、必ずしもUSCPAが有利に働かずに新卒就活を終えてしまうこともあると思います。その場合、USCPAは無駄になったと言えるのでしょうか。決してそうではないでしょう。

例えば、新卒就職では、配属面談を通じて配属先の希望をヒアリングし配属がなされますが、必ずしも希望通りにいかないこともあり、キャリアチェンジのための転職を考えることになるかもしれません。また、入った企業の雰囲気や待遇がイメージと異なり、違う企業に転職をしたい、といったことも発生し得るかもしれません。そうした場合に、USCPAを取得していれば、第二新卒や今後の転職でも有利に働くことができます。

そして、無事就職先にフィットした場合でも、経理等のUSCPAが活かせる部署へ配属されていれば、持っている会計知識をベースに実務経験を積み重ね、出世に繋がるでしょう。

整理をすると、新卒採用の段階で活かすことができなくとも、将来のキャリアを見据えるとどこかのタイミングでUSCPA資格が活きてくる可能性は充分にある、ということです。

USCPAを取得し、将来のキャリアを豊かなものにしましょう!

ここまでで、新卒就活においてUSCPAが有利に働くか、解説をしました。

必ずしも有利に働くとまでは言えないものの、一定の条件下では他の就活生を出し抜いて有利に働くことも多く、また、将来的な転職や出世を含めたキャリアアップを見据えると、取って無駄になるということは決してありません。現在USCPAを学習中、もしくは既に取得済みの大学生の方は安心してください。

また、これから新卒就活を目指す方には気が早いですが、世の中には会計人材に特化した転職エージェントが存在しています。将来的に、USCPA資格を利用した転職をする場合には特化型のエージェントに相談するのが良く、頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

会計人材特化型のエージェントであれば、多数の会計人材のキャリアを見てきているため、どのようにアピールをすれば良いか適切なアドバイスをしてくれる可能性があります。

会計人材特化型のエージェントについては、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:経理職に強いおすすめの転職エージェントは?おすすめの転職エージェントを紹介

会計・財務領域の転職はAB Careerで!

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参考①:USCPAとは?

米国公認会計士(USCPA)とは、米国各州が認定する公認会計士資格です。

日本ではなくアメリカの資格であるものの、日本国内で学習・受験ができ、様々なバックグラウンドの方が就職、転職、キャリアアップ等を目的としてチャレンジしている資格です。

試験内容は、財務会計、監査、税法等を幅広く学習することができ、試験では英語での出題となるため、学習を通じて自然と英語のリーディング力を養うことができます。

近年の企業におけるグローバル志向の高まりにより、IFRSやUSGAAPに関する素養が求められているため、USCPAの需要は高まっています。

USCPAについてさらに詳細を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参考:USCPA(米国公認会計士)とは?魅力や取得後のキャリア・難易度・試験内容を詳しく解説

参考②:USCPAは”会計の専門家”として需要が高い!

USCPA(米国公認会計士)はその名の通り、会計の専門家です。

会計が関連している経理機能はどのような会社にも備わっていますし、近年の会計基準の高度化に対応できる会計人材の需要や、会計コンサルの需要は高まっています。

また、USCPAは国際的に知名度の高い資格であることから、外資系企業からも需要が高く、資格取得により自身の人材価値を大きく高めることができます。