「簿記・会計実務経験なし」からBIG4監査法人の内定。法人が評価したポイントとは?
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ご来社時の相談内容と転職の目的
ご来社時の相談内容
USCPA全科目合格を機にキャリアセンターに登録いただいた相談者様。新卒で金融機関に入社されて以来、リテール(個人)営業と法人営業の第一線でキャリアを構築されていらっしゃいました。
担当顧客のビジネスをより深く理解するために自己研鑽で始めたUSCPAでしたが、AUD(監査論)の内容が面白く、いつしか監査法人で働きたいという気持ちが膨らんできたのだと面談の場ではお話しいただきました。
これまで長くキャリアを築いた金融業界にも愛着があり転職に迷いをお持ちでしたが、相談者様が興味をお持ちの会計監査職は、「金融機関向け」「一般事業会社向け」が存在しており、金融機関向けではこれまでの業界知見も十分に活かすことが可能です。相談者様のご希望に一番近いということで、金融機関向けの会計監査職を中心に転職活動を開始することとなりました。
転職の目的・転職で実現したいこと
1:これまで培った金融知見を活かせる環境
2:クライアントとの接点が多く、長く関係を構築できる仕事スタイル
キャリアアドバイザーから見た転職成功のポイント
「会計知識」を使う場面を細かく分析
相談者様は金融機関での営業経験がキャリア主軸であり、経理・財務といった会計実務経験は有しておりません。実は我々が支援させていただいた監査法人内定者の中には、相談者様をはじめとして会計実務経験をお持ちでない方も多くいらっしゃいます!
今回相談者様は現職で知識を活かすためUSCPA取得を目指しました。応募書類作成時には、そこを深く掘り下げて「実際にUSCPA知識を使う場面」を細かく棚卸ししていただきました。顧客の財務諸表分析を行うこと、対象顧客の企業規模感や顧客数も加えていただくことで、取り扱ってきた数値の大きさ(桁)・場数(経験値)もアピールしました。
「現職で活かすため」という視点でUSCPA学習を開始された方は、ぜひ「活かすシーン」を職務経歴書に織り込んでいただくと良いでしょう。
コツコツと努力を積み重ねる姿勢
金融機関では新規開拓営業も経験されていた相談者様。電話・訪問といった営業手法で種まきを行い、時間をかけながら地道に努力を重ね成功を掴むという業務姿勢が身についています。監査においても、財務諸表の内容や各種残高の確認、実施棚卸の立会等、細かな確認作業の積み重ねから成り立っています。
そういった丁寧で誠実な業務を積み重ねながら、営業成績を伸ばしてきた仕事の姿勢が「会計監査」とフィットしていると評価いただき、見事BIG4監査法人での内定に繋がりました。
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