海外駐在中にUSCPAを取得。海外子会社での経験とUSCPAを活かしBIG4監査法人へ
- USCPA全科目合格
- 監査法人
- BIG4
- 会計アドバイザリー
- 30代の転職
- 男性
- TOEIC800以上
ご来社時の相談内容と転職の目的
ご来社時の相談内容
大学在学中に1年間の留学経験を持つ相談者様。もともと人と話すことが好きだったこともあり、就職活動では海外営業職を中心に応募されたそうです。海外拠点を複数持つ上場企業に入社し、国内営業所で法人営業と管理部門業務の経験を経た後、念願の海外営業部門に異動になりました。ASEAN諸国に対して国内から営業活動を行っていましたが、海外子会社への駐在のチャンスを掴むことができたそうです。
現在は、海外子会社の数少ない日本人として管理部門全般(経理・総務・内部統制等)を担っています。ライフステージの変化を機に、日本への帰国を検討していましたが、なかなか人事上の目途が立たないため、新たなキャリアを模索するためにキャリアセンターにご相談にいらしてくださいました。
転職の目的・転職で実現したいこと
1:USCPAを評価してくれる環境
2:海外との接点があり、英語を使ったコミュニケーションができること
キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント
転職を機に挑戦したいことを明確に
30代半ば以降での転職市場は、これまで培ったスキルや知識を活かした即戦力性の高い転職が主流となります。そのため相談者様にとって、今回の転職は重要な30代を費やす環境でもあり、そこでどんな強み・スキルを身に着けたいのか、しっかり固めておくことが大切でした。
日本に帰国したいと焦る気持ちもありましたが、面談を通して志向や今後のキャリアプランを棚卸ししていくことで、今回の転職に求めるものも見えてきました。具体的には海外子会社側で経理のとりまとめを担当する際に感じた、煩雑さ・多発するミス・属人化された業務などに対して、同じような環境で悩む企業に寄り添いながら支援をしていきたいという想いでした。
やりたいことが明確になったことでポジション選定もスムーズに進み、何より面接においても今回の転職理由や、志望動機等を自信をもって答えることができました。こうした迷いのない堂々とした受け答えは、面接においても高評価をいただくことができました。
逆境や困難な環境でも、前向きに動ける姿勢
駐在先の海外子会社はまだ設立して間もないこともあり、オペレーション等も整っておらず、業務を遂行するにも試行錯誤を繰り返しながらの日々だったそうです。またカルチャーや言語が異なる現地社員とのコミュニケーション、なぜこの業務が必要なのかの趣旨説明、経営層からの要望・要求が多くなり会社全体の士気が下がりやすい中、社員全体のモチベーションをどう上げていくか…等、毎日目まぐるしく変わる環境の中で、常に考えることに追われていた日々だと当時を振り返ってお話ししてくださいました。大変な環境ではあったものの、自分が動くことで少しずつ状況を打開できたり、改善できることにやりがいを感じられたそうです。
こういった逆境・困難な状況にも果敢に挑戦する姿勢は、監査法人に入所後、これまで経験のないプロジェクトに挑戦する上でも大切であり、相談者様が内定獲得に至った一つの要因だと感じております。
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