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前職
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外資系企業 管理部門

ご来社時のご相談内容と転職の目的

ご来社時の相談内容

大学卒業後、外資系企業の日本法人に就職された相談者様。日本法人は非常に小さな組織で、管理部門として会計・総務・労務・人事等も全て担う必要があったそうです。仕事の忙しさ、また当時資格取得(日商簿記2級)を機に興味が増した会計業務への熱意、様々な要因も重なり社会人3年目を迎え転職活動を具体的に考えるようになったそうです。

面談では今後のキャリアビジョン等を丁寧に伺い、今回の転職における目的を整理いたしました。その上で、相談者様も転職先で身に着けるべきスキル等を明確にし、求人選定を行うことできていたと感じております。

転職の目的・転職で実現したいこと

1: USCPA取得までの期間(凡そ2年を想定)内に、会計実務の幅を広げる
2: 様々な業界・業種のビジネスモデルの理解を深めたい

キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント

目的が達成できるポジションの選定

相談者様は「面談を通してやるべきことが明確になり、数ある求人の中から応募先を考えることが大分楽になった」とお話されていました。相談者様の長期的なキャリア目標は、「日本企業の海外進出に対する会計上の諸問題を解決に導いていきたい」というものでした。そのためには実務経験・ビジネス理解が足りないと感じており、まずは会計実務経験を増やすために、インバウンド・アウトバウンド領域に強い会計事務所やアウトソーシング業を中心に応募を進めていくことにしました。

上記領域は、一人一人が複数の担当クライアントを持ち、経理を中心とした幅広いサービスを提供いたします。事務所の育成方針によっては、初年度からクライアントの年次決算に関わることができるため、いち早く成長できる環境でもあります。USCPA全科目合格後に「実務」と「資格」の両面で市場評価を上げ、更なるキャリアアップを目指す上では、非常に最適な環境であり本人もモチベーション高く、転職活動を進めることができました。

自己分析に基づいた、アウトプット

面接に進む中で、相談者様が時間をかけて行ったのが自己分析です。社会人経験が長くない中で、「自分は何ができるのか/できないのか」「これまで他者から評価されたポイント」「できないことにぶつかった時、どうしてきたか」等、ご自分の仕事の姿勢や思考パターンを書きだして整理いただきました。

その結果、面接の場でも「自分の現状」と「企業が求める人物像」の差異と合致を伝えることができ、差異については入社後どのように埋める算段があるのかまでお伝えいただいたことで、先方としても相談者様の入社後の成長・活躍いただく姿が具体的にイメージできたのではないかと思います。