自分のキャリアは自分で作る!異動によって離れた内部監査に戻るため転職を決意
- CIA
- メーカー
- 内部監査・コンプライアンス・リスク
- 30代の転職
- 男性
ご来社時のご相談内容と転職の目的
ご来社時の相談内容
相談者様はCIA(公認内部監査人)の合格を機に、AB Career Associatesに登録。面談ではこれからのキャリア形成についてご相談したいと希望をいただきました。現職では、営業や経理・購買調達を経験した後、内部監査部門に配属され、数年にわたって国内事業所の内部監査業務に従事されていました。自己研鑽のためCIA学習も開始され、ガバナンス・リスク領域での専門的な経験を深めていきたいと考えている矢先に、営業部での急な退職者が出てしまい、もともと経験がある相談者様に白羽の矢が立ち、後任が決まるまでの間という約束で営業部に異動となりました。ただ、現状採用活動が難航し、後任が決まらないまま1年近く経過してしまったことをきっかけに、現職でのキャリア形成と自分が描きたいキャリアゴールへの乖離を感じるようになり、転職を視野に入れたそうです。
面談の場では、これまで相談者様が積み重ねられた経験と今後のビジョンを丁寧に伺いながら、当人のキャリア志向を尊重するカルチャーを持つ企業を中心にご紹介させていただきました。
転職の目的・転職で実現したいこと
1: ガバナンスリスク領域での長期的なキャリア形成が可能な環境
2: CIA保有者が多数在籍する組織
キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント
転職市場において市場価値の高いタイミングを逃さない
事業会社における内部監査・内部統制を担う組織・チームは、これまで社内の様々な事業部・部署を経験し企業理解の深い方の知見を活かす仕事として40~50代のベテラン層が多数在籍される傾向にございます。一方で、そういったベテラン層の方が抜けてしまった後のノウハウ継承のため、チームに若手を迎え育成していこうという考えを持つ企業も増えてきました。
こういった背景から一般的に30代の採用ターゲットは内部監査業務の早期キャッチアップに繋げやすい経理や法務といった管理部門からのキャリアチェンジが主であるかもしれません。30代で内部監査・内部統制業務を経験される方は転職市場で稀有であると言えます。
相談者様においては、30代で上場グループ会社での内部監査実務経験(往査や報告書作成も場数を踏んでいる)をお持ちでしたので、「将来的に当社の内部監査部門を背負っていく若手を育てたい」と考える企業にとっては、非常に魅力的な人財でいらっしゃいました。そういった市況感も抑えて、転職活動に踏み切ることができたことは、スムーズな内定獲得に繋がったと感じております。
ネガティブな転職理由ではなく、ポジティブな伝え方を意識
転職を考えた背景は「後任が決まれば内部監査部門に戻れるはずが、一向に戻れる気配がない」という在籍企業への不満や不信がスタートではありましたが、当然面接の場では「不満・不信」を前面に出した転職理由は好まれない傾向にあります。
採用企業側からすると「入社後、何かに不満を持ってすぐに辞めてしまうのでは」といった懸念を抱きかねません。そのため例え事実であっても、前向きな要素を組み込んで事実を伝えることで、先方へポジティブな理由での転職だと意識づけるように心掛けました。具体的には、「今後挑戦してみたいこと」「自分の強み」「目指すキャリアゴール」などを主軸にし、これらを叶える場所として応募先企業がいかに魅力的であるかを伝えるようにしました。
同じ業界・業種の転職成功事例
転職のテーマは「挑戦!」非上場企業から、上場企業の内部監査職へキャリアアップ!
- CIA
- 内部監査・コンプライアンス・リスク
- 20代の転職
- 女性
- TOEIC800以上
これまでの経験を活かした転職。40代で内部監査マネージャー職にキャリアアップ!
- USCPA全科目合格
- CIA
- 内部監査・コンプライアンス・リスク
- 40代以上の転職
- 男性
- TOEIC800以上
4年のブランクを乗り越えキャリアを再スタート!事業会社 内部監査職にて内定
- CIA
- USCPA全科目合格
- 内部監査・コンプライアンス・リスク
- 30代の転職
- 女性
- TOEIC800以上
正しい業務理解、大学時代の経験も武器にポテンシャル枠で内定!
- USCPA学習中
- 内部監査・コンプライアンス・リスク
- 20代の転職
- 男性
- TOEIC800以上