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東証プライム上場 外食産業 経営企画(事業部付き)

ご来社時の相談内容と転職の目的

ご来社時の相談内容

相談者様が在籍される企業はコロナの影響を受けやすい業界でした。緊急事態宣言が発令された2020年は、コロナ前と比較し年収が大幅に落ち込んでしまい、それが自分のキャリアについて考えるきっかけになったとお話しくださいました。現在の年収はコロナ禍よりは多少回復したものの、会社の業績不振を危惧し、将来の転職を視野に入れてUSCPA(米国公認会計士)の学習も開始されました。現職では会社の主要事業の計数管理や事業計画の策定支援等、幅広く業務に携わっていらっしゃいます。USCPA2科目合格頃から、監査法人やコンサルティング会社の採用説明会にも積極的に参加。その一つの法人からカジュアル面談のお誘いを受けたことをきっかけに、3科目合格時点から転職活動を前倒して開始されることとなりました。

転職の目的・転職で実現したいこと

1:プロフェッショナルファームで会計専門性を磨くこと
2:カルチャーフィット、一緒に働く方々の人柄

キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント

カジュアル面談を機に、転職活動のタイミングを変更

先述のように、採用セミナーをきっかけにBIG4監査法人とカジュアル面談を実施。そこで、USCPA科目合格で入社された方の事例や、実際にUSCPA科目合格の先輩が資格学習と実務を両立しながら活躍するお話を聞いて、「USCPA全科目合格したら転職しよう」という考えから、気持ちが大きく変化されました。

転職市況には波があり、監査法人やコンサルティング会社も年や時期によって採用の温度感は変化いたします。相談者様も「転職市況の波」と「自分の市場価値」が最も合致するタイミングを逃さないことの重要性を知り、科目合格の段階からチャンスがある法人は積極的に応募を進めていきました。

結果、案件受注が増え積極的にスタッフ層を採用していきたいBIG4監査法人のアドバイザリー部門とご縁があり、見事内定を取得されました。

面接練習を通して、アウトプットの精度を上げる

監査法人やコンサルティング会社の採用セミナーに参加し、積極的な情報収集を行っていた相談者様。ただ入手した情報の整理やアウトプットをする機会は今までなかったため、法人毎の強み・カルチャー・人材育成の方針などが曖昧なところがありました。そのため面接練習を通して、法人毎の魅力づけや自分の強み、その法人で描きたい自分のキャリアなどを練り上げることに努めました。

1回目の面接練習では回答の方向性を固めたものの、まだまだ言葉にするのは拙さがありました。監査法人やコンサルティング会社はクライアントワークであり、相手に伝える力・論理的な思考力も重要視されております。より選考通過の確度を上げるためには、更にブラッシュアップが必要な状況であったため、本番前にも急遽2回目の面接練習を組み、相談者様が納得できるようアウトプットの水準を高めました。

その努力の甲斐もあり、言い淀むことなく最終面接を突破し、見事内定獲得となりました。

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