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初回のご相談では、「仕事が忙しくてUSCPAの勉強が思うように進まない」「現職では会計知識を活かす場面がなく、このままでは将来的なキャリアの広がりが感じられない」といった切実な悩みを打ち明けてくださいました。
一方で、お話を伺う中で感じたのは、相談者様が「一つの業務を深く極める」よりも、「全体を見渡しながら改善や提案ができるような仕事」にやりがいを見出すタイプであるということです。実際、法人営業としての営業活動に留まらず、業務フローや属人化の問題にも目を向け、チーム全体の効率化に関わっていた経験がありました。
そうした経験と志向性を整理していく中で、「業務の流れを俯瞰し、リスクを未然に防ぎ、組織全体の健全性を支える内部監査」という仕事に興味をお持ちになられました。
面接に臨む前の段階で、ご本人が持つ「高い対人対応力」や「丁寧で正確な業務遂行力」が、内部監査においてどのように活かされるかを一緒に整理しました。特に、顧客折衝で先方企業の役員・経営陣を対応することも多く、社内外との関係構築が重要な内部監査業務において評価される素養です。
その結果、面接では「実務経験はこれからだが、監査人に求められる『信頼を築く力』が備わっている」「受け答えも論理的で、調整・報告の場面でも安心して任せられそう」といったコメントを企業側からいただくことができました。
内部監査職の選考では、単に会計知識の有無ではなく、レポートの構成力や説明の仕方、相手の納得感を得るコミュニケーション力が重要視されます。ご本人は当初、控えめに話す傾向がありましたが、面接練習を通じて「問いに正しく答える力」「自分の強みを具体例で語る力」を着実に伸ばされました。
実際の最終面接後には、面接官から「質問に対して端的かつ誠実な回答があり、未経験ながら『この人なら社内で信頼を得ながら成長していけそう』という期待感を持てた」というポジティブな評価が寄せられました。
このように、「経験が足りないから不利」ではなく、「経験をどう語るか」「どう結びつけるか」が成功の鍵となった好例でした。
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