業務多忙で合格科目もExpire。学習開始から5年の歳月を経て、掴み取ったBIG4の内定
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ご来社時の相談内容と転職の目的
ご来社時の相談内容
相談者様と初めてお話しさせていただいたのは、以前キャリアセンター経由で転職された方からのご紹介でした。20代半ばでUSCPA学習を開始されてから5年の歳月を経て、見事全科目合格を果たされました。
現職では上場企業の法人営業として、国内企業を中心に提案営業をされています。勤務していく中で、どこで働いても通用する専門的な知識を兼ね備えた人間になりたいと考えるようになり、大学時代の友人からの勧めもあってUSCPA取得を決意されました。
当初は、計画的に学習を進めることができ順調にFAR・REGと2科目合格に至りました。しかし現職の年次が上がっていくにつれ、業務の忙しさも増していったそうです。現職は一人ひとりに任される業務量が多く、その業務の多忙さから人材の流動も激しいという難点がございました。また直近、新商材の販売に伴う準備・対応に追われてしまい、なかなかまとまった勉強時間を確保するのも難しくなり、3科目目のAUD不合格や既に合格していた2科目も失効となってしまいました。
「もうUSCPA取得は諦めよう」と心が折れてしまった時、USCPAを勧めてくれた友人が何度も励ましてくれたそうです。先に全科目合格を果たし監査法人に転職していた友人から、勉強のコツや監査法人での業務内容を聞き、何とか前向きに学習を継続することができたそうです。
全科目合格後は、友人から話を聞き志望度が高まっていた監査法人を中心に転職活動を開始。見事、BIG4監査法人の会計アドバイザリー職にて内定を取得することができました。
転職の目的・転職で実現したいこと
1:クライアントとの距離が近く、長期的な信頼関係を築ける社風
2:職位に捉われず、自由闊達な意見交換が出来る環境
キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント
「USCPA学習記録」を作り、計画的に遂行
合格科目の失効を経て、一度は資格取得を断念しかけましたが、友人からの励ましもあり、再度学習を開始された相談者様。再開時には朝一番の日課として「今日の仕事内容(スケジュール・やるべきこと・見込まれる所要時間)、USCPA学習に当てられる時間とやるべきユニット」に算段をつけてから、一日をスタートされたそうです。スマートフォンに記録を残すことで、毎日の自分の到達度が目に見えること、またコツコツと学習を続けられている安心感にも繋がったとお話しされていました。
このように挫折から立ち直った精神力、また同じ過ちを繰り返さないために工夫して取り組む姿勢は、面接の場でもご自身の強みとしてお話しいただくことができました。
営業としてのプロフェッショナルマインド
法人営業として仕事が忙しくなる背景として、新商品も含めて扱う商材の幅が広がったことも挙げられたそうです。自社製品を自信をもって販売するためには、誰よりも商品に対する理解を持たなければいけないと考え、当該商品の知識はもちろんのこと、他社製品との違いや海外市場でのトレンドなど、常に自社製品を取り巻く周辺事情まで押さえた上で営業活動に邁進されたそうです。
全ては「顧客の課題解決のために、自社で最高の提案をする」
そのために惜しみない努力を重ねる営業としてのプロフェッショナルマインドは、会計アドバイザリーとしてクライアント支援をしていく姿勢にも繋がると先方面接官に評価いただくことができました。
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