5年を経てUSCPA全科目合格へ。事業会社でのゼネラリストキャリアからBIG4へ!
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ご来社時の相談内容と転職の目的
ご来社時の相談内容
相談者様とはUSCPA学習を開始されて間もない頃に一度、キャリア相談を実施いたしました。現職のメーカーはジョブローテーションが活発で2年前後で異動を伴うため、なかなか「これができる!」という専門性が身につかないことを危惧されていました。USCPA取得によって、専門性を持ったキャリアが歩めるのか知りたいとのことで、当時はキャリアの選択肢等を幅広くお伝えいたしました。
異動する度に新しい業務を覚えなければいけないため、なかなかUSCPA学習が進まず、合格科目が失効を迎えてしまうこともありましたが、隙間時間に根気強く学習を重ねながら、学習開始から5年の歳月を経て全科目合格を果たされました。
全科目合格時、相談者様は現場から管理部門まで計6部門を経験されていました。そのため、次こそは唯一無二の専門性を持つ会計士として働きたいというスペシャリスト志向をお持ちでした。熟考の末、数ある業界・職種の中で希望されたのは金融機関向けの会計監査ポジションであり、転職活動では当該ポジションを中心に応募を進めていくこととなりました。
転職の目的・転職で実現したいこと
1:USCPAを活かしスペシャリストを目指したい
2:英語力を更にブラッシュアップしたい
キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント
会社全体を見通せる視座の高さ
前述のように相談者様は現場から管理部門まで幅広く経験を積んできました。各部門の在籍期間は短いため、業務の深掘りという意味では多少の弱さはございましたが、一方で「どの部門でどういった業務を行っているのか」「各部門はどのような繋がりを持っているのか」という会社全体の組織の在り方やビジネスの進め方をイメージできるだけの視座の高さをお持ちでした。
また、会計監査業務は実際に監査を進めていく中で、社内外含めた折衝が求められることがあります。相談者様は業務経験上、国内外含めた様々な部署との連携をとる機会が多かったことも、大いにスキルを活かすことができると判断いただけました。
実務でも使用できる英語力
相談者様は幼少期を海外で過ごしていたこともあり、抵抗感なく英語を使用することができました。もともとは日常会話が中心のカジュアルな使用でしたが、現職で海外子会社の管理を行う機会があり、そこでビジネスメールの書き方やテレビ会議の実施など、実際にビジネスの場で英語を使用する機会を得ることができたそうです。結果、TPOに合わせた英語力を身に着けることができ、面接の中でも自身の強みとしてアピールいただきました。
監査法人の金融チームの中には銀行・証券・保険・生保・リースなど様々な業界が含まれます。中でも大手金融機関は海外上場していることもあり、業務の中でメンバーファームの海外事務所とやりとりを行ったり、クライアントの海外拠点と連携をとることも少なくありません。そういった場面で自分の強みを積極的に活かし貢献していきたいと伝えたことは、先方の評価にも繋がりました。
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