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前職
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中堅金融機関 法人営業

ご来社時の相談内容と転職の目的

ご来社時の相談内容

コロナ禍の前はよく自習室にいらしていた相談者様。校舎でお姿を見掛けることは多かったのですが、じっくりお話しをしたのはUSCPA全科目合格後の面談が初めてでした。新卒で入社した金融機関が激務であり、USCPA学習が進まなかったため転職。計2社の金融機関にて法人営業としてのキャリアを培ってこられました。

当初の予定よりもUSCPA取得まで時間を要してしまったため、30代・会計未経験という状況下でBIG4を狙うことが可能なのか、という不安をお持ちでした。

20代と異なり、30代の転職は社会人としてのキャリアを重ねたからこその「強み・武器」をアピールしていくことが大切です。そのため面談では相談者様のキャリアの棚卸しを丁寧に行い、一緒に武器となる部分を固めてまいりました。監査法人の採用温度感も見ながら、採用意欲の高いBIG4監査法人にて見事内定を勝ち取ることができました。

転職の目的・転職で実現したいこと

1:USCPA資格を活かせる仕事へのキャリアチェンジ
2:いち早く成長できる、刺激的な環境

キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント

時間をかけて行った自己分析

20代と比較し、30代は「ポテンシャル」での評価がされにくくなります。そのため他候補者と比較して「ここだけは負けない/即戦力性がある」という要素を見つけることができると、面接時の自己アピールでも困りません。

相談者様が法人営業として担当されていたお客様に大手が多く、監査法人のクライアントと近い企業規模感の会社に対して折衝・交渉・提案等の場数を踏んでいたこと。また、普段からより良い提案が出来るように、日商簿記2級を取得し、対象顧客の財務諸表分析やIR資料を読み込むなどの工夫をされていたことが、自己分析の結果、強みとして浮かび上がりました。

これまでの営業経験を通して培ったセンス・スキル・知識を応募書類に盛り込めるよう、書類の作り込みを行いました。

採用意欲を見逃さない応募

書類作成の段階では、これまで馴染みのある金融領域よりも、勤務経験のない事業会社向けのサービスに関心があった相談者様。しかしUSCPA取得に時間がかかり、当初の予定よりも転職活動のタイミングが遅れてしまったことから、その遅れを取り戻すべく「いち早く成長できる環境」も重要視されていました。

自己分析を通して、自分の強みを生かせるフィールドで会計士としてのキャリアを構築することに舵を取り直し、「金融機関向けにサービスを展開している」「(営業力・提案力を活かせる)会計アドバイザリー領域」を中心に応募を進めることにしました。

また同タイミングで、あるBIG4監査法人の金融機関向け会計アドバイザリー部門より「今期の募集枠を追加する」との連絡をいただき、タイミングと逃すことなくすぐに応募を進めました。結果、書類提出から1ヶ月もかからずに無事内定取得となりました。

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