30代の転職／新卒から一貫して営業職。BIG4監査法人の会計アドバイザリーに内定！

モノづくりに興味があり、大学では工学部を卒業された相談者様。新卒の就職活動では技術職と迷いながら、実際に製品の良さや魅力を伝えていく立場になりたいと考え、法人営業職を中心に活動。現職の東証上場の精密機械メーカーに入社されました。

入社後は国内向けの法人営業を経験された後、主要拠点であるシンガポール子会社へ出向。シンガポールでは日系の海外子会社の他、現地企業等にも営業活動を行いました。駐在中に知り合った方に勧められ自己研鑽の一環としてUSCPA学習を開始されたそうです。

これまで会計を専門的に勉強したことがなかったからこそ、いざ始めるとビジネスを数字で理解することの面白さに魅了されたそうです。USCPA合格を機に、「もし資格を活かしたキャリアを歩めるのであれば…」と可能性を知るためにキャリアセンターにご連絡くださいました。

面談では、キャリアの広がりという点で様々な職種の紹介をさせていただき、これまでの営業経験で培ったノウハウを活かしながら会計アドバイザリーとしてのキャリアを希望されました。2回目以降の面談では具体的なポジションの選定と、各法人の特徴等をお伝えいたしました。

1：英語力とUSCPAの知識を活かしたい
2：営業で培ったスキルが強みとなるフィールド

当初は転職するかどうか迷っており、情報収集を目的とした面談でしたが、面談終了後に転職する意向が固まってから、実際に法人に応募するまでは非常にスピーディーに準備されました。すぐさま2回目の面談を希望され、具体的な求人内容の説明と応募先のピックアップ。その週末には履歴書・職務経歴書の草案をご提出くださいました。当方の添削をお待ちいただく間に、各法人の採用HPや監査法人で働く方のブログやコラムを読み、志望理由を作成くださいました。

こういったバイタリティーは海外駐在中も発揮されており、当初予定していた既存顧客へのアプローチを早く終わらせ、新たな販路拡大に向け新規営業にも着手されていました。こういったエピソードも、先方への効果的なアピールに繋がったと感じております。

相談者様は長年に亘って大手企業を中心に営業活動をされてきました。他社との競合を勝ち抜くためにどうしたら顧客の関心を掴めるのか、ただ顧客の要望・要求に応えるだけでなく自社の利益も獲得しながら、どのように折衝すべきかなど、自分のやり方を確立するまでに試行錯誤してきたそうです。

そのため相手に合わせて、どのように攻めるべきかというノウハウが蓄積できたそうです。この提案力・折衝力はクライアントとの対話が求められるアドバイザリー業務でも生かすことができると、先方から評価いただくことができました。