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前職
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ITベンチャー企業 役員秘書

ご来社時の相談内容と転職の目的

ご来社時の相談内容

大学卒業と同時に、USCPA学習を開始した相談者様。予てより会計に係る仕事をしたいと考えており、最初の配属先が会計と無関係だったとしても、いずれ資格を取得することで異動や転職の選択肢が増えると思い、学習を決意されたそうです。

現職ではITベンチャーの役員秘書として経営者のサポートに尽力しています。経営会議資料を目にする機会も多く、ベンチャーならではのスピード感に面白みを感じてはいるものの、もっと会計知識を活かして数値を作ったり、そこから何かを読み取るような仕事をしてみたいという思いが日増しに強くなったそうです。

USCPA学習中ではありましたが、もしこれまでの知識を活かして会計実務に挑戦できる機会があるならば、転職活動を始めたいという思いでキャリアセンターに相談に来てくださいました。

転職の目的・転職で実現したいこと

1:USCPA学習中の段階から、実務経験を積めること

2:裁量があり、自由闊達な雰囲気の法人風土

キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント

求人応募のタイミングを逃さない

相談者様は実務経験をお持ちではないので、未経験枠を狙った転職活動となります。通常、監査法人やコンサルティング会社は複数名採用を計画しているのに対し、事業会社は体制強化・異動や退職に伴うリプレイスを募集背景にすることが多く、基本的には1ポジションに対して1名(まれに2名)採用となります。そのため、魅力的な求人には応募者が殺到しやすく、いかにスピード感を持って応募をしていくかが重要です。

相談者様は、面談前は転職することに迷いがあったものの、面談後には「希望に沿う求人があれば、積極的に応募していきたい」と気持ちが固まったこと、早急に履歴書・職務経歴書の作成を進め、魅力的な求人が流入した際は迅速に応募を進められるように準備いただいたことが、タイミングを逃さずに内定を掴み取ったポイントだと感じております。

企業が求める人物像を押さえたアピール

今回内定を取得した外資系企業の経理ポジションは、弊社のUSCPA卒業生が勤める企業でした。同社のCFO(最高財務責任者)がUSCPAとして働く卒業生の方を高く評価し、「ぜひUSCPAを目指す若手で、経理に挑戦したいという高いモチベーションを持つ人材を採用したい」という要望をいただいたのが募集背景でした。

相談者様は上記の背景を踏まえ、「USCPA学習がどの程度まで進んでいるのか(知識の習得状況)」「新しい仕事を前向きにキャッチアップする姿勢」など、企業が求める人物像を予想し、そこを的確にアプローチしていくエピソードを用意されました。結果、ポテンシャルが高く評価され、無事に内定をいただくことができました。

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