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外資系電気機器メーカー 営業

ご来社時の相談内容と転職の目的

ご来社時の相談内容

相談者様はUSCPAを始めて間もない頃に面談を希望いただきました。当時は現職でUSCPA学習を続けるべきか、転職し会計実務経験を積みながら学習を続けるか迷われており、昨今の転職市場や現職の業務環境(残業が少ない、仕事にも慣れている、年収)を鑑みて、転職せずに資格学習を継続することにされました。

現職では営業職として様々な企業を見ていますが、自社商品による課題解決だけではアプローチが限られてしまうことにもどかしさを覚え、知識やスキルによって柔軟かつ広範なサポートができるようになりたいと監査法人での就業を希望されていました。順調にUSCPA科目合格を重ねられていましたが3科目めが難航し、一部の科目がエクスパイア(失効)するなど、相談者様にとって辛い時期もありましたが、諦めずに学習を継続し4年越しに全科目合格を見事果たされました。

転職の目的・転職で実現したいこと

1:会計監査を通じて、企業の財務会計に対する理解を固める
2:長期キャリアを形成する上で、法人内での異動のしやすさ

キャリアコンサルタントから見た転職成功のポイント

モチベーション維持も兼ねてセミナー参加

相談者様は3科目めの受験で苦戦を強いられ、当初のスケジュールよりも全科目合格に至るまで時間を要してしまいました。僅か数点足りず不合格になることが続いてしまい、他科目がエクスパイアした際は「このまま勉強を辞めてしまおうか」と考えたそうです。同時期に申込みしていたBIG4監査法人の説明会に参加したことで、再度前向きに頑張ることができたとお話しくださいました。

説明会ではUSCPA取得後、監査法人でグローバルに活躍する先輩方の生き生きとした姿や、相談者様同様に営業出身の先輩が法人内でどのように自分を差別化(強みを生かす)しているかを目の当たりにして、大いに刺激を受けることができたそうです。その想いが、勉強を継続する後押しになっただけでなく、全科目合格後も当該法人に対する強い志望理由に繋がりました。

自分の強み、足りないスキルを理解する

面接では、「これまでの社会人経験から貢献できる強み」と「今の自分に足りないスキル(またそのスキルをどのように習得する予定か)」と言った自身の強みと弱みを正しく客観視できているかが問われます。相談者様は会計実務経験を持っていないことをネガティブに捉えてしまい、面接練習でも「自身の強み」のアピールが弱くなりがちでした。

まずは営業時代に自分が得意としていた仕事の進め方、周りから評価されていたスキル等を洗い出すところから始めました。その上で、今回応募する会計監査の仕事内容の理解を深めつつ、どのような場面で強みが発揮できる可能性があるか丁寧にシミュレーションを立てることに努めました。結果、貢献できるポイントを具体的な場面を想定しながら伝えることができ、面接官の好印象にも繋がったと感じております。

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